ゴルフ場ニュース
破産手続き開始決定
㈱一関カントリー倶楽部「一関カントリークラブ」(岩手県一関市萩荘字黒木1-4、代表東道男氏)と関係会社の大地商販㈲(一関市萩荘字黒木2-8、代表佐藤友吾氏)は、6月30日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は大川康平弁護士(東京都中央区八重洲1-7-15、電話03-3274-2571)。
㈱一関カントリー倶楽部は、1978年(昭和53年)4月にゴルフ場「一関カントリークラブ」の運営を目的に設立。財務内容悪化、その後、2005年1月には、関係会社の大地商販㈲に、ゴルフ場運営など大半の事業を委譲し、ゴルフ場の土地及びクラブハウスの賃貸専業となり、多額の長期未収金と預託金から大幅な債務超過に陥っていた。
6月末の決済見通しが立たず、今回の事態となった。大地商販㈲は、2005年1月よりの運営を手がけていたが、27コースのうち18コースのみの運営となるなどしていたが今回の事態となった。なお、ゴルフ場は営業中で、スポンサーを募集している。
負債は、㈱一関カントリー倶楽部が債権者数約5667名に対し約86億7800万円、大地商販㈲が債権者数約96名に対し約2億7500万円、2社合計で約89億5300万円。