ゴルフ場ニュース
㈱平和が連結子会社のPGMHを完全子会社化
㈱平和(嶺井勝也社長、東京都台東区)とPGMホールディングス㈱(PGMH、田中耕太郎社長、東京都港区)は5月13日、株式交換により平和を完全親会社とし、PGMHを完全子会社化すると発表した。
6月23日開催のPGMHの定時株主総会の承認を得た上で、今年8月1日を効力発行日とする予定。
これに伴いPGMHは7月29日付で上場廃止となる。
発表によるとパチンコ・パチスロ機メーカーの平和は、平成23年12月にPGMHの株式を公開買付により取得して連結子会社化(現在は80・37%の株式保有)し、遊技機専業メーカーから総合レジャー企業を目指している。
その後、3年間それぞれ堅調に事業が推移してきたが厳しい経営環境下でゴルフ場事業を継続的に成長させるには、グループ内の柔軟な資金調達を活用した機動的なゴルフ場の規模拡大等が最重要との認識となり、今回の合意に至ったという。
今後はゴルフ場の新規取得の他、不採算アセットの売却、親子上場による利益相反の排除やコストの削減などで、業務の効率化を目指すという。
株式交換における割当比率は平和が「1」に対してPGMHは「0・54」となっている。
同株式交換伴い単元未満株式(100株未満)には買取制度や100株への買増し制度を設けるとしている。