鶴舞カントリー倶楽部

千葉県

鶴舞カントリー倶楽部は千葉県市原市田尾に位置する、東急ゴルフリゾートが運営する名門ゴルフ場です。
名匠「井上誠一」の傑作コースであり、伝統的なレイアウトですが、戦略性を要する玄人好みなコースです。
東急グループ運営ということもあり、コースや施設は非常に綺麗であり、「市原鶴舞IC」の開通により都心からのアクセスも良くなったことで、非常に人気のあるゴルフ場です。
鶴舞カントリー倶楽部は1971年11月21日に三井化学株式会社によって開場されました。開場当初は18ホールの営業でしたが、1972年には36ホールが完成し、現在のレイアウトになります。
1998年には三井物産株式会社に経営権が移りましたが、その後、2005年に東急不動産株式会社へ経営権が移り、「東急ゴルフリゾート」の1つとして現在は運営されています。

鶴舞カントリー倶楽部のアクセスは都心から車で1時間程度です。
1997年にアクアラインが開通し、2013年には圏央道「市原鶴舞IC」が開通したことでアクセスが非常に良くなっています。
最寄インターチェンジは圏央道「市原鶴舞IC」で、インターチェンジを降りてから2km（約5分）であり、高速道路を降りてからも非常に好アクセスです。
最寄駅はJR内房線「五井駅」であり、五井駅東口からはクラブバスも運行しています。
鶴舞カントリー倶楽部の位置する鶴舞市原エリアは「千葉よみうりカントリークラブ」や「ロッテ皆吉台カントリー倶楽部」など非常に多くのゴルフ場があります。

鶴舞カントリー倶楽部のコースは「東コース」と「西コース」各18ホール×2の計36ホール、林間コースです。
設計者は井上誠一であり、井上誠一の傑作コースとしての呼び声も高い、本格的なトーナメントコースです。
林間コースであるため、フラットでストレートのホールが多いですが、池やバンカーなどのハザードがしっかり効いており、「気がついたら大叩きしていた」という方が続出する難コースです。
過去には「ダンロップトーナメント」や「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」が開催されています。

【東コース】
東コースは全長6,910Yの18ホール。
深いラフやグリーン周りのバンカーをしっかり攻略する必要があります。
名物ホールは4番ホール、パー3のグリーンが池に囲まれたホールです。一見、易しそうに見えますが、林間から吹く風を考えながら番手を選ばなければなりません。

【西コース】
西コースは全長6,920Yの18ホール。
池が絡むホールが多く、2打目、3打目を意識した正確なショットが求められます。
名物ホールは17番ホール、パー4の池越えミドルです。池はOBになっているので、ティーショットを安定的に池超えのフェアウェイに落とす必要があります。

鶴舞カントリー倶楽部のプレースタイルはキャディ付き、セルフの選択制、乗用カートでのプレーです。2サムは平日のみ、予約状況に応じて可能です。

鶴舞カントリー倶楽部のクラブハウスは2013年にリニューアルし、木の温もりを感じられる温かみのある雰囲気があります。
東急グループのリゾートホテル「ホテルハーベスト」を彷彿とさせるような暖色系の直線的なレイアウトであり、高級感にあふれています。
女性用の浴室やパウダールームも充実しており、女性メンバーも比較的多いです。
また、クラブハウスのはなれには大きなコンペルームも完備しています。
近年は太陽光パネルを設置した駐車場のリニューアルも行われ、積極的に設備投資を行っています。
鶴舞カントリー倶楽部の練習施設は「270ヤードのドライビングレンジ」25打席や「アプローチ・バンカー練習場」「パッティンググリーン」が完備されています。

鶴舞カントリー倶楽部は千葉県の高級コースとして、非常にオススメのゴルフ場です。
近年はアクアラインの混雑のため、スループレーの枠も設けており、メンバー重視の運営がなされています。
東急グループという堅実な母体やアクセスの良さ、本格的なコースレイアウトが好感して、非常に人気の高いゴルフ場です。