美浦ゴルフ倶楽部

茨城県

美浦ゴルフ倶楽部は茨城県稲敷郡美浦村に位置する、GRANDPGMのコースです。
「リスクと報酬」をテーマに設計されたコースは霞ヶ浦を一望できる景観と難易度の両面を持ち合わせています。
開場してから非常に新しく、リゾートゴルフ場として建設された経緯があり、メンバー数も少なく、施設が非常に綺麗です。
練習環境が非常に充実していることでも有名です。

美浦ゴルフ倶楽部は西部百貨店のセゾングループによって、1993年10月に開場しました。
元々は「18ホールのゴルフ場2箇所」と「ホテル」などを含めた総合リゾート計画の一環として、建築されました。
当時の最終募集金額は6,500万円で、最終会員数は800名を予定していました。
2001年4月にはドイツ銀行グループが全株式を取得し、買収しましたが、同年12月には民事再生法の申請がされました。
その後、ローンスターへ経営権が移り、現在はPGMの運営となっています。
経営会社の経営難により、さまざまな変遷を遂げましたが、現在はPGMのハイグレードブランド「GRANDPGM」の1コースとして、安定した経営・運営がされております。

美浦ゴルフ倶楽部のアクセスは都心から車で1時間20分程度の好立地です。
最寄りインターチェンジは圏央道「阿見東IC」もしくは「稲敷IC」であり、「阿見東IC」を降りてから約20分（14km）、「稲敷IC」を降りてから約15分（10km）となっております。
最寄駅はJR常磐線「土浦駅」であり、クラブバスありません。
霞ヶ浦のほとりに位置しており、非常に景観が良いことでも有名です。

美浦ゴルフ倶楽部のコースは全長7,010ヤードの丘陵コース18ホールです。
「日本プロゴルフ選手権大会」や「ニチレイレディス」など、男女ともに数多くのトーナメントを開催しているトーナメントコースとしても有名です。
設計者は世界的に有名な「ロバート・トレント・ジョーンズJr」であり、「リスクと報酬」をテーマに設計された非常にスリリングなレイアウトです。
霞ヶ浦のほとりということもあり、フラットな地形ですが、バンカーや池などのハザードが絶妙に配置されています。
大胆さと緻密さ両方が求められ、攻略しがいのあるコースです。
また、景観も非常に良く、天気が良ければ霞ヶ浦を一望することができます。

美浦ゴルフ倶楽部のプレースタイルはキャディ・セルフ選択制、乗用カートでのプレーとなります。

美浦ゴルフ倶楽部のクラブハウスは名匠・吉村順三氏設計による温かみと高級感が溢れる空間となっています。
開場してから間もないこともあり、設備も新しいです。
また20名収容可能のコンペルームが3つ、VIPルームもあり、接待利用にも適しています。
レストランでは「GRANDPGM」のメニューが取り揃えられており、食事が美味しいと評判が高いです。「海老フライ」や「ペスカトーレ」などの洋食から「トンテキ膳」や「五目炒飯」などの和食まで幅広いメニューが取り揃えられています。
朝食やデザートも充実しています。

美浦ゴルフ倶楽部の練習施設は非常に充実しており、通称「0番ホール」と呼ばれる300ヤードのドライビングレンジが19打席あります。
またバンカー練習場もあり、バンカーの多いコースでもあるので、プレー前に調整すると良いでしょう。

美浦ゴルフ倶楽部の会員権は「オリジナル会員」と「ニュー会員」の2種類があります。
「オリジナル会員」は年会費が安く、プレー代が高くなっており、「ニュー会員」は年会費が高く、プレー代が安くなっています。（オリジナル会員は年会費55,000円でプレーフィーが6,050円。ニュー会員は年会費132,000円でプレーフィーが3,025円。）
年間26回以上行く方は「ニュー会員」のがお得という計算になります。
メンバー数は700人前後しかいないため、予約が取りやすく、好立地やコースの面白さも相まって、近年非常に人気のあるゴルフ場です。
ゴルフ同友会でもイチオシのPGMゴルフ場となっています。