飯能グリーンカントリークラブ

埼玉県

飯能グリーンカントリークラブは、埼玉県飯能市久須美にある丘陵コースのゴルフ場です。
綺麗なクラブハウスに充実した練習環境、コースメンテナンスやスタッフのホスピタリティにも定評があります。

飯能グリーンカントリークラブは、1988年10月13日に開場しました。
フジタ工業が母体となり、足利銀行の協力のもと伊藤忠商事に総合的なプロデュースを一任し、高級接待倶楽部として開場しました。現在も会員の大半は、同関連の方々です。
飯能中心街から約10分という好立地で、フラットな丘陵コースとして完成しました。
オーナーの死去に伴い内紛勃発、平成13年には会員の会が運営全般に携わることとなりましたが、平成16年10月、民事再生法が申請されました。
そして平成17年3月に、中間法人を利用した「間接株主会員型」で再生する計画案が可決、自主再建する運びとなりました。

飯能グリーンカントリークラブのアクセスは、都心から車で約１時間20分です。
最寄りインターチェンジは、関越自動車道「狭山日高インターチェンジ」より約10㎞（20分）です。
最寄り駅は、西武池袋線「飯能駅」で、南口からクラブバスが運行しています。
飯能グリーンカントリークラブの周辺には、「飯能くすの樹カントリー倶楽部」「東都飯能カントリー倶楽部」「飯能パークカントリークラブ」があります。

飯能グリーンカントリークラブのコースは、全長7,005ヤード18ホールのコースレートは72.1です。
設計者は、フジタです。
アウトコースは、右サイドの山側が深い杉林に覆われているため、圧迫感があります。
2番パー5は、615ヤードもある超ロングコースなので、ドライバーで飛距離を稼ぎたいところです。
4番パー４は、大きく右に湾曲しています。右の森は深く高い木々が連なっているため、ショートカットは不可能です。難易度が高く、戦略性が求められるホールです。
インコースは趣が変わり、アウトコースの豪快さに比べると、どことなく柔らかみがあります。
9番パー4、18番パー5の各コース最終ホールは、グリーン手前に両ホールにつながるクリークが点在しています。
また、コース内にはスカイツリー展望台があり、晴れた日には絶景が拝めます。
プレースタイルは全組キャディ付きの乗用カートで、月曜日はセルフプレーです。（曜日変更あり）

飯能グリーンカントリークラブのクラブハウスは、和を基調とした、落ち着きのある洗練された空間です。
クラブハウス前には、日本庭園風の盆栽が置かれていて、風情があります。
飯能グリーンカントリークラブの浴室は竹炭入りの湯舟であるほか、サウナがあり、ラウンド後の疲れを癒すことができます。

飯能グリーンカントリークラブのレストランは、和風の雰囲気からうって変わってあたたかみのある雰囲気が漂います。
ピンクやブラウンが基調となっている洋風なデザインです。
食事は、グランドメニューに加え月替わりメニュー、接待時や記念日等に対応する特別メニューまで用意されています。

飯能グリーンカントリークラブの練習場は、「240ヤード」ドライビングレンジ20打席です。
ほかにも「バンカー練習場」「アプローチ練習場」「パター練習場」があります。
練習環境が充実していて、全体的に広く、開放的です。

飯能グリーンカントリークラブでは、C.A.S（キャス）と呼ばれるコース・アドバイザリー・スタッフが、従来のキャディに代わり、ゴルフ知識やコースアドバイス、接客マナー等々、ハイクオリティなサービスを提供しています。
クラブ開場時に、キャディ養成機関「飯能グリーン大学」を設立し、若者を集めて行った独自教育がきっかけで、中にはプロゴルファーを目指す者もいるそうです。
飯能グリーンカントリークラブは、コースコンディション、コースメンテナンスともに良好で、適度なアンジュレーションにホールによっては戦略性を待ち合わせた、非常にバランスのとれたゴルフ場です。
初心者から上級者まで幅広く楽しめる、おすすめクラブです。