飯能パークカントリークラブ

埼玉県

飯能パークカントリークラブは、埼玉県飯能市下直竹字郷戸にある丘陵コースのゴルフ場です。
都心からのアクセスや会員の質が良く、コースメンテナンスや練習環境も充実しています。

飯能パークカントリークラブは、1978年7月28日に開場しました。
三菱系の日本郵船出身であった斉藤吾一氏が、三菱グループの協力を得て設立し完成させました。
三菱商事が会員募集の窓口となり、約20社がバックアップしました。会員は三菱関係者に偏りすぎないようにと、全体の45パーセントに抑えられました。会員の質が高く、役員も三菱関連企業トップクラスの重鎮が、軒並み顔をそろえていました。
当時の入会条件の厳しさが、今のクラブの品位に繋がっていると考えられます。
コース内容や堅実な運営に対し、市場はあまり活発ではなかったが1995年に入会条件を緩和し、一時人気が出ました。
系列コースには、1960年9月に開場した「武蔵松山カントリークラブ」があります。

飯能パークカントリークラブのアクセスは、都心から車で約１時間20分です。
最寄りインターチェンジは、圏央道「青梅インターチェンジ」より約10㎞（20分）です。
最寄り駅は、西武池袋線「飯能駅」で、南口からクラブバスが運行しています。
飯能パークカントリークラブの周辺には、「東京バーディクラブ」「東都飯能カントリー倶楽部」「飯能くすの樹カントリー俱楽部」があります。

飯能パークカントリークラブのコースは、6,514ヤード18ホールのコースレートは71.3です。
雄大な周辺山林は、埼玉県の優良木材“西川材”の産地として知られている山林です。
県がゴルフ場規制を強めたタイミングでの施工だったため思い通りに土壌を動かせず、結果的に地形に忠実なアップダウンやトリッキーなホールが完成しました。
その後、毎年のようにコースを改修、フェアウェイはなだらかでフラットな仕上がりとなり、全体的に広々とした造りになりました。
アウトコースは右寄りのドッグレッグから始まり、インコースは当ホール最長のロングホールから始まります。
アウトコース6番パー4葉谷越えのミドルホールです。ティーショットは左側を狙いましょう。
インコース17番パー３の池越えは、方向性に気を付ければ難易度はさほど高くなく、庭園風の景観美が味わえるイチ押しコースです。
ヒノキ、杉、モミなどの樹齢70年以上の樹木が各コースをセパレートしており、新緑や紅葉など四季折々の自然を楽しむことができます。
また、アウトコース、インコースともに池越えや打ち下ろし、距離のあるコースに谷越えなど変化に富んでいるので何度プレーしても飽きません。
プレースタイルは、キャディの人数に応じてキャディ付、それ以外はセルフで5人乗り乗用カートです。

飯能パークカントリークラブのクラブハウスは、白壁に赤茶の屋根が特徴で、落ち着いた佇まいです。
木を基調とした内装で、ゆったりとしたロビーや売店があります。お土産も販売しており、人気商品は5個入りのカレーパンです。
飯能パークカントリークラブのレストランはあたたかみのある雰囲気で、料理のクオリティが高いと定評があります。

飯能パークカントリークラブの練習場は、「70ヤード」ドライビングレンジ8打席で、「アプローチ練習場」「バンカー練習場」「パッティンググリーン」も完備しています。

飯能パークカントリークラブは、都心からのアクセスや会員の質が良く、コースメンテナンスや練習環境も充実していて、幅広い方々が満足できるゴルフ場です。
キャディの教育にも力を入れているので、気持ちよくラウンドできることでしょう。