高坂カントリークラブ

埼玉県

高坂カントリークラブは埼玉県東松山市高坂に位置する歴史ある名門ゴルフ場です。
1958年11月9日に開場し、「東京ゴルフ倶楽部」「霞ヶ関カンツリー倶楽部」に次いで、埼玉県で3番目に歴史のあるゴルフ場です。
スーパーゼネコンである鹿島建設が母体であり、経営面でも非常に安定感があります。
「米山コース」「岩殿コース」の2コースで計36ホールのレイアウトであり、「米山コース」は過去に「フジサンケイクラシック」の開催地でもあるトーナメントコースです。

高坂カントリークラブのアクセスは都心から車で1時間10分程度であり、最寄りインターチェンジは関越自動車道「鶴ヶ島IC」となっております。ただし、2013年に関越自動車道「坂戸西スマートIC」が開通してからは、ETC利用の方は最寄りインターチェンジが「坂戸西スマートIC」となります。
最寄り駅は東武東上線「高坂駅」であり、「高坂駅」の西口からはクラブバスが運行しています。（駅からゴルフ場まではクラブバスで約5分）
近くには同じく埼玉県の名門「鳩山カントリークラブ」や「清澄ゴルフ倶楽部」があります。
高速を降りてからも近く、都心からのアクセスは非常に良好なゴルフ場です。とりわけ、中野区や練馬区、板橋区にお住まいの方は関越自動車道で1本、すぐの距離にあるので、ストレスなく通えます。

高坂カントリークラブのコースは、「米山コース」と「岩殿コース」の2コースであり、それぞれ18ホールの計36ホール構成となっています。丘陵コースですが、そこまでアップダウンは激しくなく、各コースが樹木でセパレートされているため、林間コースのような雰囲気も持ち合わせています。各コース、2サムも予約状況に応じて受け付けています。

【米山コース】
6,824ヤードの18ホール、設計者は富澤誠造の丘陵コースです。
丘陵コースにしてはアップダウンが少なく、大きなうねりのあるドックレックやフラットだがティーショットの落とし所が難しいロングホールなど、非常に戦略性の高いレイアウトとなっています。OBは少ないですが、左右に乱れると木や谷が障害となり、なかなかスコアが纏まりません。
名物ホールは17番ホールの「馬の背」ロングホールです。
過去には「フジサンケイクラシック」を開催していたトーナメントコースでもあります。
プレースタイルはキャディ付き、乗用カートでのプレーとなります。（ただし、近年は深刻なキャディ不足のため、キャディ付きとセルフプレーの選択式となっています。）

【岩殿コース】
6,563ヤードの18ホール、丘陵コースです。
各ホールが樹木でセパレートされており、130種類を超える花々が彩りを添えているので、プレーが非常に気持ちの良いコースです。
また、フェアウェイは広く、ほとんどのホールでティーグリーンからフラッグが望めるようになっており、豪快なショットを打つことができます。
コースも何度も改造が重ねられており、ゴルフ場のスタッフが設計・改造を行なっていることも特徴の一つです。
プレースタイルはキャディとセルフの選択制、乗用カートでのプレーとなります。
岩殿コースはクラブバスで移動して、プレー開始となります。（所要時間3分）

高坂カントリークラブのクラブハウスは、歴史あるゴルフ場とは思えないほど綺麗で洗練されたデザインが特徴です。
2013年にフルリニューアルされており、入り口を入ると正面に光が差し込む大きな窓があり、明るい雰囲気でゴルフファーを迎えてくれます。
レストランではテラス席も完備されており、天気の良い日はテラスで自然いっぱいのコースを見渡すことも可能です。高坂の自然と市街地のコントラストを感じることができ、非常に趣があります。
シャワー室やロッカーも非常に綺麗で、「さすが建設会社が母体なだけある」と唸らされるようなデザインと設計が特徴です。
高坂カントリークラブのレストランでは「埼玉県産香り豚のロースステーキ」や「天然南鮪の鉄火丼」が人気で、「坦々麺」や「ヒレカツカレー」などの定番メニューのラインナップも手厚いです。
高坂カントリークラブの練習施設は「200ヤードのドライビングレンジ」2階建36打席、「アプローチ練習場」、「パッティンググリーン」が完備されています。

コース管理やホスピタリティの高さ、クラブハウスの綺麗さも十分であり、歴史もあり、経営母体もしっかりしています。
都内からのアクセスもよく、欠点が見当たらない素晴らしいゴルフ場です。
このクラスの名門ゴルフ場の中では入会総額も比較的お手頃です。
日本ゴルフ同友会が埼玉県でイチオシするゴルフ場の1つです。